結婚 [*詞 しんしありぃ]
疲れた心と体を荷物にした旅人たち
茜色した夕暮れの中急ぎ足で帰ろう
家の灯りとともに点る
街の心のぬくもり
僕の地図の中に
“君”という名の場所がある
迷わずたどり着いた結果がこれだったんだね
君の左の指のプラチナの光は
次なる道 照らし出すよ
夢見た未来と現実をこの目で見続けて
足下をすくう風にも諦めることはなかった
広野の声と共に届く
君のやさしい歌
僕の地図の中に
“君”という名の場所がある
ここまで何かに導かれてたどり着いたんだ
僕の一人旅は終わりになり
これからは手をつないで…
告白 [*詞 かたおもぃ]
素直に「好き」と言えても
上手くいかないこともある
どうして
あたしは
あなたの見つめる先に
気付かなかったんだろう
声の数珠 [*詞 しんしありぃ]
文字で始まった私達
300㌔の遠さをつなぐ
強い電波に想いをかけて
毎晩
毎晩
毎晩
声という数珠を私の糸に通して
大事に大事にいつも身につける
糸が一周する前にどうか
逢いたい
2007-04-18
「僕にはあなたしかいない」
って
今頃遅いよ
そんなことを思わないでいいような
新しい幸せが
あの人にきますように
嫉妬 [*詞 しんしありぃ]
私の知らない彼の歴史を
知っている
ジーンズとZippo
坂道 [*詞 かたおもぃ]
あたしが 上
あなたが 下
想いは坂道を
転がってく
だけ
蒼空 [*詞 あぃ・まぃ・みぃ]
羽のような雲の下
息を殺して あの蒼空になりたい
瞳を閉じれば夢だけ見えて
瞳を開ければ現実(いま)だけ見えて
涙は誰のために何のために流すんだろう
四つ葉のクローバーはまだ見つけることができるのに
時間(とき)は流れていって
風も流れていって
強い風に流されたのは昔のこと
今を作り出していけば
街を抱きかかえる悲しい優しさ さみしい蒼空
教科書の落書きは
見えない夢の綴り
夢のこぼれ落ちた痕だから
言葉に出ない言葉は涙となる
乾いた唇で蒼空にキスをした
きっと魔法のキスになる
きっと誓いのキスになる
…………これからの
難問 [*詞 かたおもぃ]
わからないのは
方程式より
英語の長文より
わからないのは
こうなることを知っていて見ているだけの
神様の気持ち
誕生日
…去年末に離婚をして…
…春から空港で働くことに決まって…
…髪も短く切りました
…新しい『アタシ』の始まり。
そんな三十路な女を皆さんちょこっとでいいんで応援してくださったらうれしいです♪