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秋桜 [*詞 しんしありぃ]

霞んだ薄水色の空

見上げて願いを溶かした

あなたへの強い想いを少しでも

薄めれるように


あなたの言葉が風になり

あたしはいつも揺らされる

秋桜のようにいつも

気持ちは

心は

自信は

か細く

あなたの言葉に揺らされる



淡い桜色の服

身につけて想いに染めた

あなたの瞳が私を見つめてくれるように

あなたのしぐさで風がおこり

あたしはいつも揺らされる

秋桜のようにいつも

気持ちは

心は

自信は

か細く

あなたの風に揺らされる


Oh!MYだーりん [*詞 しんしありぃ]


「メール受信」を開ける度

期待外れの広告メール

『打っても響かない』というのはこういうこと

アナタのために笑っても
アナタのために怒っても
アナタのために泣いても
アタシのためにはムダで

日々の与え続ける愛に慣れきったアナタ

毎日の白いご飯がかかせないように

実はアタシはそんな存在。

わかるカナ?

愛しい寝床でも

背中を向ける冷たいシーツ

アナタの体温(ぬくもり)はすぐそばにあるのに

アナタのことだけ思っても
アナタのことだけ考えても
アナタのことで苦しんでも
アタシのためにはムダで

日々与え続ける愛に慣れきったアナタ

夕方帰る小鳥の帰巣本能のように

此処はアナタの帰る場所

わかってるでしょ?


変化 [*詞 しんしありぃ]

あんたをしってしもーて

一人でおれんなったやんか。

その温もりも香りも 肌に伝わる距離にずっとおって。

<注>

おれん → いられない    


キレイナオモイデ [*詞 しんしありぃ]

キレイな思い出を抱えて
明日(つぎ)を生きていけるような大人に
アタシはいつからなったんだろう

辛さから手繰り寄せた温かい手に頼りながらも
友達でも彼でもない距離をとっていた

アタシの旅立ちを目の前にして
キミから誘ってくれた
ほの暗いお店で瞳が重なった時
キミに落ちていることに気付いた






キミが触れたトコとココロが
今もキュッとするけども
アタシはいつしかキレイな思い出を抱いて
明日(つぎ)を生きていけるほど大人になっている

今 キミのココロのどこにアタシはいますか?


結婚 [*詞 しんしありぃ]

疲れた心と体を荷物にした旅人たち

茜色した夕暮れの中急ぎ足で帰ろう

家の灯りとともに点る

街の心のぬくもり

僕の地図の中に
“君”という名の場所がある

迷わずたどり着いた結果がこれだったんだね

君の左の指のプラチナの光は

次なる道 照らし出すよ

夢見た未来と現実をこの目で見続けて

足下をすくう風にも諦めることはなかった

広野の声と共に届く
君のやさしい歌

僕の地図の中に
“君”という名の場所がある

ここまで何かに導かれてたどり着いたんだ

僕の一人旅は終わりになり

これからは手をつないで…


声の数珠 [*詞 しんしありぃ]

文字で始まった私達

300㌔の遠さをつなぐ

強い電波に想いをかけて

毎晩
毎晩
毎晩

声という数珠を私の糸に通して

大事に大事にいつも身につける

糸が一周する前にどうか

逢いたい


嫉妬 [*詞 しんしありぃ]

私の知らない彼の歴史を

知っている

ジーンズとZippo


時計 [*詞 しんしありぃ]

何かを先に知るように進むあなたは

まるで長針。

頼りない短針なあたしを一日に何度も励ましてくれる

笑顔の時間も

涙の時間も

意地悪の時間も

愛しさの時間も

刻みながら


+++++++++++++

ずっとそばにおってね


ありがとう のコトバ [*詞 しんしありぃ]

なんで

『ありがとう』

って言葉は ほかでいい表せないんだろう

僕が思うにほかの感情は確かいろんな表現があったはず






きっと 

『ありがとう』 は

好きとか嫌いとかの前の気持ちだから

一番まっさらで

色にたとえるなら白色みたいなものなんだろうな


それから手をつなごう [*詞 しんしありぃ]

ココロに冷たく積もった雪を

ぎゅっと握ってボールを作る

お互いの的に

当たるか

外れるか

とにかく投げてみたらいい











そして

雪で悴んだ手を

またつなぎ合わせよう


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