秋桜 [*詞 しんしありぃ]
霞んだ薄水色の空
見上げて願いを溶かした
あなたへの強い想いを少しでも
薄めれるように
あなたの言葉が風になり
あたしはいつも揺らされる
秋桜のようにいつも
気持ちは
心は
自信は
か細く
あなたの言葉に揺らされる
淡い桜色の服
身につけて想いに染めた
あなたの瞳が私を見つめてくれるように
あなたのしぐさで風がおこり
あたしはいつも揺らされる
秋桜のようにいつも
気持ちは
心は
自信は
か細く
あなたの風に揺らされる
ツクツクホウシ [*詞 かたおもぃ]
おまえみたいに
俺も
「つくづく(あの娘が)ほしい」
と泣いてみたい
綺羅キラ [*詞 あぃ・まぃ・みぃ]
サイドシート、コンパクトの鏡の中
何時もの道も
写り混む角度が違うと
新しい世界だったね
たまにはため息も吐くけど
毎日がキラキラして
僕は君で生きているんだって
海岸沿いのできかけの観覧車
この想いひっかかって
空に散らしたら夜には星として
君に降り注ぐ…
君の幸せを一番に願ってるよ
君の幸せを一途に祈ってるよ
翔ける飛行機をのんびり眺める
非現実と日常が僕の中で絡まる
そうだ 空はつながっている
少し離れても僕のジェット飛ばして
この想い届けるから・・・
君の幸せを一番に願ってるよ
君の幸せを一途に祈ってるよ
いつも いつも・・
夏の想い [*詞 かたおもぃ]
水面に映る君の姿を見て
僕は
水面に映らない君の中まで
見ている
水面に映る僕の姿を見て
君が
水面に映らない僕の中まで
見えてしまったらどうしようか
想いは公園の噴水のように
とめどなく溢れてくるのに
帽子を目深に被った
「暑いね」と君が笑った
紫陽花 [*詞 かたおもぃ]
「紫」
の
太「陽」
だなんて
あなたに向ける私の心のよう
ギラギラ
嫉妬の「赤」
つきささる
悲しみの「青」
すべては跳ね返って私を照らす
ホントにホントに
好きになって
ごめんなさい…
ざわめく願い [*詞 あぃ・まぃ・みぃ]
こんな年になったって
サンタさんを信じてる。
都会の空でも強く光る
オリオン座を見上げながら
こんな年になったって
七夕 のお話信じてる
都会の空には届かない
天の川をなぞりながら
諦めたであろう願いが
星の光にざわめく
こんな年になったことは信じられずにいるのに
Oh!MYだーりん [*詞 しんしありぃ]
「メール受信」を開ける度
期待外れの広告メール
『打っても響かない』というのはこういうこと
アナタのために笑っても
アナタのために怒っても
アナタのために泣いても
アタシのためにはムダで
日々の与え続ける愛に慣れきったアナタ
毎日の白いご飯がかかせないように
実はアタシはそんな存在。
わかるカナ?
愛しい寝床でも
背中を向ける冷たいシーツ
アナタの体温(ぬくもり)はすぐそばにあるのに
アナタのことだけ思っても
アナタのことだけ考えても
アナタのことで苦しんでも
アタシのためにはムダで
日々与え続ける愛に慣れきったアナタ
夕方帰る小鳥の帰巣本能のように
此処はアナタの帰る場所
わかってるでしょ?
変化 [*詞 しんしありぃ]
あんたをしってしもーて
一人でおれんなったやんか。
その温もりも香りも 肌に伝わる距離にずっとおって。
<注>
おれん → いられない
キレイナオモイデ [*詞 しんしありぃ]
キレイな思い出を抱えて
明日(つぎ)を生きていけるような大人に
アタシはいつからなったんだろう
辛さから手繰り寄せた温かい手に頼りながらも
友達でも彼でもない距離をとっていた
アタシの旅立ちを目の前にして
キミから誘ってくれた
ほの暗いお店で瞳が重なった時
キミに落ちていることに気付いた
キミが触れたトコとココロが
今もキュッとするけども
アタシはいつしかキレイな思い出を抱いて
明日(つぎ)を生きていけるほど大人になっている
今 キミのココロのどこにアタシはいますか?
鏡台 [*詞 かたおもぃ]
心の淵の移ろいを
色に変えて筆先へ
とても敏感になった
指先に
唇に
不器用に堕とす
「君は友達だよね?」
自分に言い聞かすため
わざと鏡にぶつける
なのに
知らない私が孤独に一人
また
恋色を表にだそうとしている